復讐ゲーム

今園子がしていることはおかしい。


ただ自分の感情に任せて眞子に八つ当たりしているだけだ。


「聡美は別に私のことに口出さなくていいから、ただ私は昨日のこいつの態度に腹が立ってんの」


私の中で何かが切れる音がした。


「園子。その足をどかして、カフェオレの缶と眞子の机を片付けて。早く!眞子、行くよ」


「えっ、えっ、」


眞子は突然の出来事にキョロキョロしてばかりだ。


「…眞子、あんたこんなことされて悔しくないの?!早く保健室行って着替えるよ」


私は眞子の手を引いて歩き出した。


真未も黙ってついてくる。


「おい聡美!なんでそいつを庇うんだよ!さっき私がしたことをお前がしてもいいんだよ?!」


園子の太い声が廊下に響く。


「はぁ…あんたに言ってなかったっけ?」


足を止めて振り返った。


「眞子は私のいとこ(・・・)なんだけど」