時計が止まっている。
腕時計も、教室の時計も、窓の外の蛍光板も、全部、11時39分を指してとまっている。
窓の外は真っ暗。
家の光や、街灯も全部消えているが、時計が動いていないことを強調するかのように時刻を示す大きな蛍光板だけ光っている。
「どういうこと…?」
改めて周りを見回したとき、
「うわぁ!凛華!」
親友の凛華が私の足元ですやすやと寝息をたてて眠っていた。
クラスメイトはもうほとんど起きている。
あと起きてないのは…
凛華だけじゃん!
「凛華ー!起きて!!」
体を揺さぶってみるも反応がない。
「もう…凛華ぁ!起きろー!」
「んがっ!んん…」
「「起きた!」」
大きな声を出して、花音と共に凛華を叩いて起こした。
「んもぉ…何ぃ…って麗奈!花音も!どうしてここに?」
「それが私たちもなんでか分からなくて…」
「気がついたら学校にいたんだよね」
腕時計も、教室の時計も、窓の外の蛍光板も、全部、11時39分を指してとまっている。
窓の外は真っ暗。
家の光や、街灯も全部消えているが、時計が動いていないことを強調するかのように時刻を示す大きな蛍光板だけ光っている。
「どういうこと…?」
改めて周りを見回したとき、
「うわぁ!凛華!」
親友の凛華が私の足元ですやすやと寝息をたてて眠っていた。
クラスメイトはもうほとんど起きている。
あと起きてないのは…
凛華だけじゃん!
「凛華ー!起きて!!」
体を揺さぶってみるも反応がない。
「もう…凛華ぁ!起きろー!」
「んがっ!んん…」
「「起きた!」」
大きな声を出して、花音と共に凛華を叩いて起こした。
「んもぉ…何ぃ…って麗奈!花音も!どうしてここに?」
「それが私たちもなんでか分からなくて…」
「気がついたら学校にいたんだよね」