復讐ゲーム

「あ!でも、4つ目見て!学校から出られたら助かるみたいだよ!」


花音が声を高くする。


「ならすぐに出てやるわよ、行きましょ」


そう言ったのは滝沢留美だ。


子分の菱川紗希(ひしかわさき)小林真桜(こばやしまお)を引き連れて体育館の出口へ向かう。


「っん!なんでよ、開かないじゃない!これじゃあ誰も助からないわよ!」


『ゲームが始まってからドアの鍵が開きます。ボールを避けながら脱出してください』 


ただ校舎を出ればいいわけではない。


さっきの曽根の殺され方を見ていれば、この世界が普通ではないことが分かる。


「もう!私は曽根みたいに殺されたくないの!さっさと開けなさいよ!」 


自己中な滝沢さんらしい発言だ。


『言い忘れていましたが、私の指示に文句があるようでしたら消去させて頂きます。私が言い忘れていたので、今回は見逃しますが、これからは気をつけてくださいね』