復讐ゲーム

「今はそんなこと考えてられないよ!ほら、さっきまで止まってた時計が動き出してる!」


…本当だ。


急がなきゃ。


その時。


「はぁ?ふざけるなよ、誰がドッチボールなんか中3にもなってするってんだよ。俺はここで寝とくわ」


そう言ったのは、曽根朝陽(そねあさひ)だ。


お父さんがどこかの会長で、事あるごとに人をバカにしていた。


嫌われ者同士仲がいいのか、滝沢さんとよくつるんで眞子に危害を加えていた1人でもある。


「なぁ、今そんなこと言ってられないんじゃないか?まずはこの命令に従った方が…」


曽根の近くにいた男子が忠告する。


「うるせぇ、行きたいならお前は行けばいいだろ!俺は、行きたくねぇっつってんの」


「大丈夫かな…」