溺愛プロデュース〜年下彼の誘惑〜


社長として運営する然さんは20代半ばの男性。
若いのに女性目線でここまで考えて会社を立ち上げたのは、なかなかだと思う。

これを説明してくれた時に彼が言ってた。

『こういう考えを持つ会社も社長も
 世の中には腐るほどいる。
 設立してまだ2年くらいの俺みたいな若輩者に
 何が出来るのか
 何か特別な才能があるのかって聞かれたら
 正直今はまだ難しい。
 ”だから”由凪さんを起用した。
 自然体で穏やかな貴方はイメージ通り。
 何か特別が作れそうなんだ』

と―――


話を聞いた時は
私を買い被りすぎだって思った。
課せられた重圧が大きい。
だけど…彼の考え方は嫌いじゃない。
私が言うのは烏滸(おこ)がましいけど
これからどう成長していくのか楽しみだとも感じる。

「しっかり期待に応えなきゃ」

向かった先はこのビルの3階にある
”モデル育成レッスン教室”

順番は逆になってしまったけど
基礎を学ばないとと思い行ってみる事に。

着いて早々
私は衝撃を覚えた――