溺愛プロデュース〜年下彼の誘惑〜


促されるまま隣の席に座ると
彼は『じゃぁ始めようか』と話を切り出した。

「少し遅くなったけど今日は由凪さんの歓迎会って事で集まってもらったんだ。ここにいるメンバーもまだちゃんと紹介してなかったしね?」

彼の言葉で注目を受ける事になり、少々照れる…

「俺のブランド会社に携わっていて、これからも関わる事が多いと思うから宜しくね」

さらっと紹介が終わり
まわりにいた人達の会釈に応じ挨拶を交わした。

歓迎会か…
前の会社が長かったから無縁だったけど
わざわざそんな事まで企画してもらって申し訳ないやら嬉しいやら。

「アイツまだ来てないんだ。
 遅いな」

腕時計を見ながら
然さんは誰かを待っているよう。

「他にも誰かいるの?」

「うん。
 かなり面倒くさい問題児がね」

「も、問題児…」

それも面倒くさいが付属してる。
って事は…本当に面倒くさいんだろうな。

「まぁ、そのうちに来ると思うし
 先に始めよっか。
 由凪さん何飲む?」

「えっと、私は…」

メニュー表を見ながら
何にしようかと考えていると―――