「おっはよー璃音!!今日も可愛いね〜」



「皐汰遅刻だよ!」



「ごめんごめん笑」



「ほんとに反省してる?」



「次は絶対しません!!」



「毎回それ言ってる笑」



そう言って、遅刻してきた皐汰の頭にチョップを入れた



幼なじみの皐汰も私は付き合ってもうすぐ5年経つ。



高校でも私たちは公認カップルで、知らない人は珍しい



なぜなら



皐汰はバレー部で大活躍、それに顔も整ってて女子からモテるのだ。女子だけでなく、
クラスでは中心的人物で男女問わず人気だ。



そんな皐汰と付き合っている私を裏でよく思わない人は沢山いるだろう。



それでも皐汰は私を好いてくれているからそれでいい。



普段素直になれない私だけど、



すごく幸せだ。





「今日も絶好調だね、お二人さん!」



「あったりまえだろ!美佳」



「おはよう美佳」



「美佳も早く彼氏見つけないとな!
紹介でもしてやろうか?笑」



「余計なお世話よ!!自分でかっこいい人見つけるし!」



「おーがんばれがんばれ」



2人はいつもこんな調子笑



そんなふたりの会話を聞いていつも微笑ましく思ってる。