目が合った、理由

司君も、私のことを見てくれている。

君の瞳のなかに、私の姿が映っていた。







「それくらい、お安い御用です。」

嬉しそうに、目を細めて君が笑う。

それくらいいつでもいいよ、と
私にとっては信じられないことを口にしながら。


それが当たり前のことみたいに。




ああ、



きっと君は私が君を見ていることも



同じペンを買ってみたり、

君に会いたくて早く登校していることや





ましてや私がもっともっと君を好きになっていくことなんて。