目が合った、理由

まさか、


まさか。





もしかして、

もしかしてだけど、

今まで私が司君と目が合ってたのは…



「あ…だ、段ボールの中身半分持つね」

上擦った声で、おそるおそる聞いてみる。



「そ、それでもし迷惑じゃなかったら、今度の数字の宿題合ってるか、見てくれませんか…?」


今、君の目を、初めて自分から、逸らさずに見つめた。


それくらい、君の心が知りたいと思った。

近づきたいと、思った。