「貴女へ伝えたい想いが沢山あって、でもLEOさんは
言えない。だから私が届けたくて、唄ったんです。」

「...そっか。」

私、勝手に勘違いして嫉妬して最低だ。

「本当は...私の曲は別にあったんですが日記を見つけて、
どうしてもこれが唄いたくて私が書いた歌詞なんです。」

ちゃんと謝らないと...

「そうだったんだ...」

「だから、日記を勝手に読んじゃった事
LEOさんに言っちゃいました!笑」

「怒らなかったでしょ?」

玲音は怒らずとりあえず照れそう。

照れて頭の中が真っ白になって
日記を回想して思考回路は停止。

でも悟られないようにとりあえず

“そっか”とか

必死に返事してそう。笑