俺の夢は

「咲那の側にいること。」

「咲那を守ること。」

「咲那を幸せにすること。」

そして、

「咲那と家族になること。」

15歳の時、

店長とマキさんに呼ばれ

“サナを守れるような大人になりなさい”

過去の話しを全て聞いたあの時に、
自分の今までの出来事を話した時に、

“約束します。それまでは咲那のこと、お願いします”

そう誓った。

その夢の為に今も必死に働いているけど
まだまだ全然足りない。

咲那のやりたいこともまだ
何ひとつ叶えてあげられてない。

自分が成長したなと実感すら出来ていない。

そんな自分が情けなくなった。