「えーっと、おばぁちゃん!お母さん!お元気ですか?」
毎月この台詞から始まる
最近は “お母さん” その部分も
すんなり言えるようになった。
「今月はねー、んーそうだなサトちゃんに彼女ができたの!」
サトちゃん幸せそうだったな。
「それに、マイカちゃんもやっと歌手デビューが決まってね...ふふ」
誰かがあげた動画がバズってデビューが決まったと言ってた。
「あ!ヒナが妊娠したの!もーすごく嬉しくてね、」
叔母さんのような気分!笑
産まれるのが待ち遠しい。
「ユナは男の子、ミイナは女の子がいいって大喧嘩にまでなってね、ふふ」
ヒナはまだぺたんこなお腹をさすりながら
“元気に産まれてくればどっちでもいい”
と優しく微笑んでいた。
あんな穏やかな顔で大事そうに
誰かを見つめるヒナを見たことがない。
「お母さんは...私を産んだ時、どうだった?どんな気持ちだった?」
触れられなかった部分。
そこに触れると、自分でもどうなるのか
分からなかったから一度も聞けなかった。
“大人になったらね”
おばぁちゃんもそう言って教えてくれなかった。
「私は、産まれてきて良かったのかな」
お母さんは私を産んで幸せだった....?
毎月この台詞から始まる
最近は “お母さん” その部分も
すんなり言えるようになった。
「今月はねー、んーそうだなサトちゃんに彼女ができたの!」
サトちゃん幸せそうだったな。
「それに、マイカちゃんもやっと歌手デビューが決まってね...ふふ」
誰かがあげた動画がバズってデビューが決まったと言ってた。
「あ!ヒナが妊娠したの!もーすごく嬉しくてね、」
叔母さんのような気分!笑
産まれるのが待ち遠しい。
「ユナは男の子、ミイナは女の子がいいって大喧嘩にまでなってね、ふふ」
ヒナはまだぺたんこなお腹をさすりながら
“元気に産まれてくればどっちでもいい”
と優しく微笑んでいた。
あんな穏やかな顔で大事そうに
誰かを見つめるヒナを見たことがない。
「お母さんは...私を産んだ時、どうだった?どんな気持ちだった?」
触れられなかった部分。
そこに触れると、自分でもどうなるのか
分からなかったから一度も聞けなかった。
“大人になったらね”
おばぁちゃんもそう言って教えてくれなかった。
「私は、産まれてきて良かったのかな」
お母さんは私を産んで幸せだった....?
