「アミさん...大丈夫?」

泣かせたかった訳じゃない

「アンタのせいだけど?」

打ち負かせるような事をしたかった訳じゃない

「ですよね。ごめんなさい」

ただ、伝えたかっただけなんだ。

「はぁー。はいっ!これ」

アミさんがタメ息をついて紙を渡す

「ん?」

住所が書かれた紙

「ここへ行ってきて。...アミじゃ無理だから。」

「無理って?」

「はぁ。馬鹿なの?とにかくさっさと行って!」

どこに?なんの為に??