35cmの音

「あのさぁ!」

次の日の朝

下駄箱に3人が待ち構えていた

「あー、、、なにかご用?」

3人の傷だらけ、アザだらけの顔を

あまり直視できない

私のせいだけど。笑

「悪かったな」

ボス子の予想外の言葉に驚いた

「どうして?」

「今まで悪かったよ」

うまく言葉にできないけど

心がスンッてなった

「...私のほうこそ昨日はごめんなさい」

さすがにその顔は可哀想になる

「は?なんでオメーが謝んだよ」

ボス子の目が涙目になる