35cmの音

うわ、なんか滅茶苦茶だ。

「はぁ。.... で?」

席に座るアミさん

「だから、その、玲音のことは
諦めません!私も好きなので!!」

小さい頃からずっと玲音の側で

「めんどくさ」

玲音だけを見てきたアミさん。

「そうです。面倒臭い性格なんです
だから簡単には諦められないんです。」

ぽっと出の私がしゃしゃり出て良い気分な訳ない。

「アンタみたいな女、本っ当に嫌いだわ」

それは良く分かってる


「...私は、嫌いにはなれません。」



水をかけられたとしても
罵声を浴びたとしても

それは“私に”だけだから。