今日の出来事を話す
「はぁー。なにやってんだよ」
玲音が私をおんぶしながら呆れたように言った。
「玲音の言う通りテキトーにやってみたけど...あー肩は使いまくった」
“頑張んなくていーから肩の力抜いてテキトーにやってみ”
朝の言葉を思い出す
「明日筋肉痛だな...湿布も買うか。笑」
「ん、だね。笑」
靴屋さんに向かいながら
「で?どーなったの」
「こてんぱんに、ね」
「された?」
「した!」
「がんばりすぎ。笑」
私をおんぶしてゆっくり歩く
「玲音はね、がんばらなくていいって
言ったけど頑張ってみたくなったんだ」
「なんで?」
続ける事よりも辞めることのほうが簡単
そう言ったでしょ?
「ケチだから」
だから私は、簡単なほうに逃げたくはなかった。
「何だそれ。笑」
大きな背中を後ろから見つめた
「玲音ってさ、すごいよね」
「俺が?」
おんぶで私が下がらないように
「言葉がこう、なんだろう?突き刺さるって言うか...頭にすんなり入ってくる。」
少し飛んで持ち上げる
「そーか?」
その小さな優しさが嬉しくて
「リスニングのCDみたいな」
温かい玲音の体温に安らいだ。
「CD知ってんだね。笑」
「英語の参考書についてるもん」
「あーなるほど」
「文学者にでもなれば?」
「何だそれ?難しい日本語使うな」
学校行けって言うくせに
「あーそっか玲音はおバカさんだから
日本語ちょっと不自由だもんね。」
自分は行ってないし。笑
「うるせぇ」
「はぁー。なにやってんだよ」
玲音が私をおんぶしながら呆れたように言った。
「玲音の言う通りテキトーにやってみたけど...あー肩は使いまくった」
“頑張んなくていーから肩の力抜いてテキトーにやってみ”
朝の言葉を思い出す
「明日筋肉痛だな...湿布も買うか。笑」
「ん、だね。笑」
靴屋さんに向かいながら
「で?どーなったの」
「こてんぱんに、ね」
「された?」
「した!」
「がんばりすぎ。笑」
私をおんぶしてゆっくり歩く
「玲音はね、がんばらなくていいって
言ったけど頑張ってみたくなったんだ」
「なんで?」
続ける事よりも辞めることのほうが簡単
そう言ったでしょ?
「ケチだから」
だから私は、簡単なほうに逃げたくはなかった。
「何だそれ。笑」
大きな背中を後ろから見つめた
「玲音ってさ、すごいよね」
「俺が?」
おんぶで私が下がらないように
「言葉がこう、なんだろう?突き刺さるって言うか...頭にすんなり入ってくる。」
少し飛んで持ち上げる
「そーか?」
その小さな優しさが嬉しくて
「リスニングのCDみたいな」
温かい玲音の体温に安らいだ。
「CD知ってんだね。笑」
「英語の参考書についてるもん」
「あーなるほど」
「文学者にでもなれば?」
「何だそれ?難しい日本語使うな」
学校行けって言うくせに
「あーそっか玲音はおバカさんだから
日本語ちょっと不自由だもんね。」
自分は行ってないし。笑
「うるせぇ」
