「れ、、、、、、、音は、
おばぁ様に会いに行ってるの?」

久しぶりに名前を呼んだから
すごくぎこちない!!!

「.....んー?笑」

あ、何か駄目だったかな?

「ごめん。言えないよね」

「いや、そうじゃないんだけど...んー」

言いづらい理由ってこと?

「会ってないの?」

少し考えてから答える舞音くん

「......実はさ、こっちに、
日本に戻ってきてから一度も、ね。」

え?!こっちに戻ってきてって、、、

そんなに?!

「でも、学校は?」

「あっちで自分の部屋借りてるらしい」

なるほど...

「どうして会ってないの?」

困ったように優しく笑って

「んー、なんでだろ?」

何も答えない舞音くんを見て
なんとなく理解できた。

「もしかして、私のせい?」

「いや、サナちゃんは悪くない!」

やっぱりそうなんだ

「なんで会いに行ってないの?」

「...おばぁちゃんと約束したらしくて、」


「約束??」



舞音くんに理由を聞いてすぐに
私はアメリカへ向かった。