35cmの音

今の俺にはまだ、

会える理由すらもなくて
会っていい訳なんかなくて

サイヤクなことに誕生日プレゼントも既に用意してしまってて。

でも今日だけは許して欲しい

誕生日も日記も

ただ、

会うための口実だった。

今年の誕生日は

誰とどこで何をして
何を想って
どんな顔で過ごしているのだろう

いつも以上に気になる日でもある。

そして、

そうやって君といた日々を何度も思い出しては

笑う君が浮かぶんだ。

「つえーな」

それだけで頑張れるなんて

こんな気持ち、今まで知らなかったよ。

“いつか絶対ここに帰る”

どんなに忙しくてもしんどくても
その夢があれば頑張れる。

この気持ちはずっと変わらない

咲那に早く想いを伝えたい。

その為にも必死に頑張るしかない

今の俺に出来ることは、ただそれだけだ。