35cmの音

「サナー!お昼はね、ハンバーグだよ!」

舞音くんが仕事の間、

マキさんが家へ来てくれた。

「ごめんなさい...まだ、」

朝ごはんも断ったのに申し訳ない。

「そっか!冷蔵庫に入れとくからね」

食欲なんてない。

思い出しては何度も吐き気が襲う

「...はい」

マキさんが私の隣に座る。


「サナあのね、玲音がね、夕方に
こっちに到着するみたいなの...」



マキさんと玲音は

連絡を取り合っていた。

「大丈夫です」