35cmの音

「謙虚だなー!当たり前だろ!俺様はMAOだぞ?
誰だと思ってる!ぐらい言ってもいいんだよ?!」

「いやいや。」

「ほらまた!」

「いえいえ。笑」

「誰よりも努力したんだからもっと自信持っていいんだよ!
もう、玲音は越えてる!とっくに追い越してるよ!」

「...また泣かせる気ですか?」

「あ、バレた?」

泣く顔があまりにもお綺麗で。笑

「咲那さんってやっぱり面白い人だったんですね」

やっぱりって?!

どんなイメージなの?!笑

てか玲音、おばぁ様にどこまで話したんだろ...

「玲音は、おばぁ様に私のこと何って言ってたの?」

「あー、それは内緒です!」

「えー?!?!」

「いつか玲音に聞いて下さい。」

いつか玲音と会える日がくるのかな...

「えー?!...双子の舞音的に望みアリ?」

「んーどうかな?笑」

「ほら!テレパシー使って!!!!
あやつは何て言ってる?!ねぇ?!」

舞音くんの頭を窓に向ける

「あはは!もーサナさん最高!笑」