35cmの音

僕たちは6年生になり
ますます顔も声もそっくりだった。

「アミちゃん帰ろう!」

「レオは?」

僕たちは双子なのに
あまり一緒にいないからなのか

いつもアミちゃんは僕にそう質問する。

「放課後から撮影だって」

玲音は先に走って帰ってた。

「あーそうなんだ」

アミちゃんは黙って歩く

き、気まずい。

「そ、そういえば、だ!ダンスどう?!」

最近ダンスを習い始めたと
お母さんから聞いた。

「どうって、別に。」

僕のお母さんとアミちゃんのお母さんは
とても仲良しだから小さい頃からよく
お互いの家を行き来していた。