私の肩を掴み身体を自分のほうに向けた

「俺は破らない。誓ってやる」

簡単に言う所、

「誓うなんて...そんな簡単に言わ...」

本当に子供だなって思ったけど

「簡単じゃない。でも、誓う。」

逸らすこともできないほどに
私を真っ直ぐ見つめる強い眼差しに
心まで吸い込まれそうだった。

初めて会ったばかりなのに

君のこと、何も知らないけど...

私は多分、


きみの事を

信じてみたくなったんだ。