「... いつもそうなんです。」

小さな声で答える弟さん

「そうなんだね」

「双子なのに僕とは、逆で。」

玲音って双子だったの?!

「えー?!聞いてない!!!!」

だけど、



「...でしょうね、」



玲音が今まで私に

「まぁ、玲音は私には何も教えてくれなかったから...」

話さなかった理由が分かった。

弟が帽子を脱ぐ。



私の目の前にいたのは、、、








「僕は、双子の弟の舞音(マオ)です」












俳優のMAOだった。