天才か、狂人か。     ~変 態 化学教師、野球部の監督にさせられる~



「あ!教頭先生~!」


野球部グラウンドに着くと、
既に享令高校の皆さんも到着して、

試合前のウォーミングアップをしている様子だった。


先方の顧問の先生へご挨拶した後、

こちらも気合い十分でウォーミングアップをしていた我が学園 野球部のベンチへと向かう。


「良かったぁ教頭先生も来てくれて!」


2年生マネージャーのアリサさんが私の姿を見ると・・安堵の表情?


「何か問題あったんですか?」


「ううん!変態だけだったら最悪だと思ってたんで!」


「あ~うんうん。分かりますよぉ。

君達にもあのマッドサイエンティストを相手にさせてご苦労かけます。」


「教頭先生・・その格好、
なんかサッカーの監督みたいですね!」


「こう見えても若い頃は我が学園サッカー部の監督をしていました。

ほらスパイクもちゃんとこうして。」


・・って・・噂のマッドサイエンティストはどこに・・。


「阿部先生はどちらへ?」


「変態なら、享令の監督さん達にご挨拶した後、どっか行っちゃいました。」


あの男・・大事な試合前だっていうのに・・。