天才か、狂人か。     ~変 態 化学教師、野球部の監督にさせられる~



「正津君。」


「はい・・・!」


「“先輩達のおかげでまた投げられるチャンスを貰えた”と感謝しているなら、

結果で応えて頂きましょうか?」


「はい!!」


「よし、任せたぞ正津。
延長戦は俺に任せろ・・!」


変態が珍しく賛辞を送るほど・・

やっぱり愛工大 名錬のエース上原君の壁は高い・・!





「よっしゃー!ナイスピッチ岩瀬~!!」


3回裏は危なげなく岩瀬くんが抑えて、
試合はこれから中盤4回表へ・・!


みんなが帰ってきて、円陣を組まずにそそくさとベンチの中に入・・・


「さて・・・皆さん。
この回は円陣を組んで頂きましょうか?」


「「「「・・・・??」」」」


と思ったら、阿部先生自らベンチの外に出て、みんなを周りに集合させる・・。



「変態先生、円陣禁止じゃなかったのか?」


「この回だけです。・・・では皆さん。
僕に注目してください。」


一体・・・・何を・・・?


なんだか前に一度見た事がある光景のような気がするけど・・

急に阿部先生が“運動神経悪い芸人”みたいなピッチングフォームを披露し始めて・・


「昨日の僕の晩ご飯は担々麺です。ただし、僕は自炊をしないのでカップ麺です。」


夜ご飯の話を始めた・・・・。