天才か、狂人か。     ~変 態 化学教師、野球部の監督にさせられる~




―――――― 


「よっしゃー!ナイス久慈~~!!」


2回裏・・再びピンチを背負った岩瀬くんだったけど、

久慈くんを初めとする野手陣の好守もあってなんとか堪える!


相手エース上原君の前に・・

立浪くん、中村くん、山崎くんも打ち取られて2回表も三者凡退だった。


裏の守りは岩瀬くんが追加点を奪われずに堪えて、3回表の攻撃は7番 井上くんから・・

下位打線だけど、
なんとか攻略の糸口を・・!



「さて・・・井上君。」


「あ、はい・・・。」


「岩瀬君と久慈君も一緒に聞いてください。」


「「「・・・・?」」」


円陣中止なので、すぐに7番 井上くん、8番 岩瀬くん、9番 久慈くんが準備する中・・

変態がニチャァ笑みを見せながら近づく。


「この回の攻撃ですが【一度もバットを振らない】ようにお願いします。」


「「「・・??」」」


「当然バットを振らなければ、ストライクを3つ取られて“三振”になります。

それで問題ございません。」


「は、はい・・・。」
「ハックション!」
「・・ワカリマシタ・・・。」


フォアボール狙い・・?

でも上原君はコントロールも一級品だから、望みは薄い気がするけど・・?