「【雨天中止】を要求してきました。」
「「「「「え!!?」」」」
「この雨では試合開始不可です。審判の方々と大会本部で協議して貰っています。」
「いやいや変態!
こんぐらいの雨だったら試合できるぞ?
3勤1休の練習の時だって、
グラウンドでやってたじゃん!」
「大西君、今だけは声を静かにしてください。君達もやる気に満ちた雰囲気ではなく、
“中止にしろ”という雰囲気を醸し出してください。」
「・・・・・・・先生。
もしかして【憲伸の為】ですか?」
「「「「!!?」」」」」
「さすが・・部員想いの立浪君は察しが良いようですね。ご名答です。」
「今日中止になって、明日に延期されたら、
その分、憲伸の右足も癒える・・って計算ですか?」
「70点です立浪君。僕は【明日も中止になる】と踏んでいます。」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「本降りは今日の夜から明日の朝まで。
小雨ながら明日も雨は続いて、
夜になってようやく雨雲は去ります。
球場のコンディションは恐らく、
今日よりも最悪になるので、
明日はきっと球場入りする前に、
中止と発表されるでしょう。」
「「「「「・・・・・。」」」」」



