後輩マネちゃん 南淵サエ
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「・・スッ・・ヒック・・スッ・・スッ・・
・・ウゥゥ・・スッ・・ヒック・・・。」
理事長室の扉をノックする前から・・
既に涙腺が切れてしまっていた・・。
何事も無く・・涼しい顔をして・・
またみんなをイジメる江藤先生・・。
あの日以来・・退院後も・・
姿を見せなくなった立浪先輩・・。
ある日の帰り・・
[ねぇねぇ君!
ひょっとして野球部のマネージャー?
わたくし“中日新聞”の者なんだけどさ!]
電信柱の影に隠れていた人に声を掛けられ、
教えてもらった・・・
“監督の暴力があったというタレコミ”
“それを否定した学園側”
何が正しくて・・何が悪いのか・・
自分の頭の中がグチャグチャになって・・
・・・気がついたら・・
理事長室の扉の前にいた・・。
“コンコン”
「はい、どうぞ~。」
“ガチャリ”
「・・・・・・え!?」
「・・スッ・・ウゥゥ・・スッ・・ヒック。」
「え・・・ど、どどどどうしましたか?」
「理事長・・ついに女子生徒を泣かすまで落ちぶれましたか・・。」
「え!?私が原因!?」
中にいた・・理事長先生と教頭先生。
「・・スッ・・・スッ・・・。」
「あ・・・あの・・き、君は・・?」
「・・スッ・・野球部・・1年・・マネージャーの・・南淵・・サエです・・スッ。」



