更にトドメを刺すかのように彼は涙を浮かべ、上目遣いでこてんと首を傾げた。
「もう、こうゆうことしないって約束してくれますか?」
すると先輩方は目をハートにし、
「「「はいっ!!!」」」
と元気よく返事をする。
その後「きゃー!!」と興奮気味に走っていき、パタパタ足音を立てて教室を出て行った。
「はっ、女ってマジちょろいわ〜」
日山くんが先輩方の姿を見て鼻で笑う。
先程、先輩の前では天使のように眩しいオーラが出ていたのに今は真っ黒だ。
ホワイト日山からブラック日山にキャラチェンジしたな。
「日山くん、ありがとう!
日山くんが来てくれなかったら紅葉型ほっぺにつけたまま下校する所だったよ!」
日山くんはちらっとこちらを見た後、すぐさま目を逸らした。
「…別に、穂波さんが今にも死にそうな顔で俺のとこ来たから寄り道のついでってだけだし」
か、かよたん……!!!
「ところでかよたんは?」
「バイトあるから先に帰るって言ってた」
かよた〜〜〜〜んっ!!??
私の感動を返してくれ〜〜〜〜っ


