「だから、兄ではなくて!!
私たち付き合ってるんですってば〜〜っ!!
おーい!!おばあちゃ〜〜〜ん!!!」


おばあちゃんの後を追いかけようとすれば日山くんに腕を掴まれ、阻止される。


「おい、周りの人の迷惑だからやめろ」

「離して日山くん!!私たちカップルではなく、兄妹だって勘違いされたんだよ!?黙っていられるわけないでしょう!!」


それとも日山くんは何とも思ってないの!?


後ろの方で深森くんが腹を抱えて蹲っている。


「あははははっ!!花崎ちゃん最高っ!!!」


目に涙を浮かべながら大爆笑。


「笑い事じゃないよ!!!」