「おいひーね!」
「そーだね」
頬杖をついていない片方の手で花崎ちゃんのほっぺたを人差し指でつつく永遠。
…し、しんどっ!!!
何あの2人やばすぎるんだが!?
花崎ちゃんの幸せそうな笑顔と永遠が愛しそうに微笑む2人の素晴らしい光景にじわりと涙が滲み出てくる。
もう、お腹いっぱいでございます。
おれ、あの2人で1週間くらい空腹に耐えられる自信あるもん。
尊いのを噛み締めながら眺めていた時、不意に花崎ちゃんと目が合ってしまう。
「あれ、チャラ森くん他の人とごはん食べるの?」
きょとんとする彼女に「そーだよー」と答える。
「かよたん今 先生に呼び出されててね、たぶんもうすぐ帰ってくると思うからチャラ森くんも一緒に食べようよ!」
「んえっ…!?で、でも花崎ちゃん今日永遠と2人で食べるんじゃ……」
最近は4人で食べてたし、やっぱ2人の方がいいのかなと思っておれは邪魔にならないように気を遣ったつもりなんだけど……