「ウゥン…ウッウッ、ウゥン…ウッウッ───…ウァァァァァァッ!!!!」

「うわっ!!びっくりした!!」

おっさんのような叫び声に思わず肩をびくつかせてしまう。

でも驚いたのはおれだけで、永遠とかよこちゃんは慣れたような顔で花崎ちゃんを見ている。


もうやだ、なんなのこの人たち。
もしかしておれだけ変なの?


「どう?日山くん!今のモノマネで私のことかわいいって思える!?」

フンッと鼻息を荒げ、永遠の目の前に座る。


永遠はスッと手を花崎ちゃんの顔の方へ伸ばし、そのままむぎゅっと頬をつまんだ。

そしてどこか愛しそうにフッと微笑み、

「───うん、かわいい」

そう言った永遠に花崎ちゃんはじわじわと湯気が出そうなくらい顔を真っ赤にする。


「っ〜〜ちゅきっ!!!」


ガバッと抱きつき、ぐりぐり顔を永遠の胸にすりつける。

かよこちゃんと無言で2人を見ていると優しく花崎ちゃんの頭を撫でている永遠と目が合った。


「かわいいだろ、俺の彼女」

「仰る通りでございます!!!」


自慢げに笑う永遠に思わず肯定してしまうおれも大概頭がおかしいのかもしれない。


くう〜〜っ!!
とわみお やっぱ推せる!!