「それでね、いくらにしたらいいのか困っちゃったのよ」
メイシーに今日あったことを細かく伝える。
「へー、それでいくらにしたの?」
ポリポリとクッキーをかじりながらメイシーが尋ねた。
「うん、私は手紙の1枚くらい無料で読んであげてもいいって思っちゃうからさ、安すぎる値段についついしちゃいそうで、そうならないように高めに設定したら高すぎちゃうかもしれないって思うと、もう全然わかんなくなっちゃって。焦った焦った。そうしたらね、出発のあいさつにエディが来たの!」
「ナイスタイミングでしたね!」
「そうでしょう、その時の私の気持ちわかる?エディの顔を見てすごくホッとしたんだ」
お茶をごくりと一口。
「そのあとの値段設定もすごかったよ、次々問題点を解決しちゃっさ……。なんかさ、思ったんだ」
親友のメイシーだから打ち明ける。
「顔見てホッとできるとか、頼りになるとか、そういう旦那様もいいかなって……」
ポロリ。
メイシー、口からクッキーが落ちましたよ?
「ま、ま、まさか、リリィー、エディを好きになったとか?」
ぴぴぴっっと、メイシーの口からクッキーのかけらが飛んでくる。
ちょっと、子爵令嬢らしからぬ慌てっぷり。
「違うの。好きじゃなくても、頼れる人であれば結婚してうまくいくんじゃないかなぁって思ったの。理想は、好きな相手を見つけて結婚するっていうことだけど、2年っていうタイムリミット付きでもし見つからなかったらと考えたら……」
「そ、そうですか。エディを好きになったのかと……びっくりしました~」
なんでそんなにメイシーはびっくりしたの?まさか、メイシーはエディのこと好きとか?
「アルはどうですか?アルも頼りになるんじゃないですか?」
メイシーの質問に、今度は私が食べかけていたクッキーをポロリと落としてしまった。
「な、な……」
アルには好きな人がいるんだから、考えてもみなかった。いや、考えちゃだめだ。
アルも頼りになることとか。前髪に隠されたあの青空みたいな瞳を見ていると、すごく安心感があることとか。
私が、アルのことを好きかどうかとか……。
「メイシーはどうなの?エディとか」
「えー、ないですよ。エディはリリィーのこと好きなんですから。好きな人のこと好きになっても辛い思いするだけですよ」
メイシーはそう言って、本棚から3冊本を出してきた。
メイシーに今日あったことを細かく伝える。
「へー、それでいくらにしたの?」
ポリポリとクッキーをかじりながらメイシーが尋ねた。
「うん、私は手紙の1枚くらい無料で読んであげてもいいって思っちゃうからさ、安すぎる値段についついしちゃいそうで、そうならないように高めに設定したら高すぎちゃうかもしれないって思うと、もう全然わかんなくなっちゃって。焦った焦った。そうしたらね、出発のあいさつにエディが来たの!」
「ナイスタイミングでしたね!」
「そうでしょう、その時の私の気持ちわかる?エディの顔を見てすごくホッとしたんだ」
お茶をごくりと一口。
「そのあとの値段設定もすごかったよ、次々問題点を解決しちゃっさ……。なんかさ、思ったんだ」
親友のメイシーだから打ち明ける。
「顔見てホッとできるとか、頼りになるとか、そういう旦那様もいいかなって……」
ポロリ。
メイシー、口からクッキーが落ちましたよ?
「ま、ま、まさか、リリィー、エディを好きになったとか?」
ぴぴぴっっと、メイシーの口からクッキーのかけらが飛んでくる。
ちょっと、子爵令嬢らしからぬ慌てっぷり。
「違うの。好きじゃなくても、頼れる人であれば結婚してうまくいくんじゃないかなぁって思ったの。理想は、好きな相手を見つけて結婚するっていうことだけど、2年っていうタイムリミット付きでもし見つからなかったらと考えたら……」
「そ、そうですか。エディを好きになったのかと……びっくりしました~」
なんでそんなにメイシーはびっくりしたの?まさか、メイシーはエディのこと好きとか?
「アルはどうですか?アルも頼りになるんじゃないですか?」
メイシーの質問に、今度は私が食べかけていたクッキーをポロリと落としてしまった。
「な、な……」
アルには好きな人がいるんだから、考えてもみなかった。いや、考えちゃだめだ。
アルも頼りになることとか。前髪に隠されたあの青空みたいな瞳を見ていると、すごく安心感があることとか。
私が、アルのことを好きかどうかとか……。
「メイシーはどうなの?エディとか」
「えー、ないですよ。エディはリリィーのこと好きなんですから。好きな人のこと好きになっても辛い思いするだけですよ」
メイシーはそう言って、本棚から3冊本を出してきた。

