シュンと尻尾を垂れた犬のような表情をする。うわー、きゅんとか心臓が変な音たてた。
カッコイイから好きとか、そんなんじゃないんだね。好きっていうのは……どんな仕草も愛おしく思えちゃうんだ……。そうか、憧れはかっこ悪いところ見るとがっかりするけど、好きはかっこ悪いところみても可愛く思えちゃうんだ……。いや、今のはかっこ悪いわけじゃないけど。
「ちっ、違うよ、全然迷惑じゃないけど、でも、休みがないと、好きな人に会いに行く時間もないんじゃないかって……」
「大丈夫。毎日のように会えてますから」
え?
いつの間に?
代筆屋の営業時間終わって、私がロゼッタマノワールの部屋に戻ってから会いに行ってる?
護衛任務は交代してるだろうから問題ないとはいえ……毎日会いに行くなんて、もう付き合ってるって言ってもいいくらいの仲だったりする?
考え事しながらぼーっとしながら歩いてたようだ。
「リリィー危ないっ!」
アルのたくましい腕が私の腰に回され引っ張られる。
目の前には階段。足を踏み出しそこなったのをアルが助けてくれたのだ。
「はぁー、よかった。リリィーが落ちなくて……」
アルが、そのままぎゅうっと私の体を抱きしめた。
心臓がドキンドキンって……。アルに抱きしめられてる。夢の中のように、アルの背に手を回そうとしてハッとする。
違う。これは、恋人同士の抱擁じゃない。迷子になってた子供を見つけた母親のそれと同じだ。
「ありがとう」
アルの体を両手で押して、離れる。
「アルとは初対面の時に階段から転げ落ちてきたものね。ふふっ。同じにならなくてよかった」
「あ、あれはもう忘れてくださいね、リリィー」
ドキドキを隠すように笑って、アルに背を向けて階段を下りる。アルの声が背中に降りかかる。
はー、ビックリした。割と普通にしていられると思ったけど、ふいうちはだめだ。ふいうちは。
その点、作業中は問題ない。午前中はいつも通り看板回収してからアルが奥で看板作業。
私は店番しながら、歌の歌詞をとりあえず1枚書くことにした。お手玉の歌だ。宝石じゃなくて野菜バージョン。
書いてみて、文字一覧表でチェックしながら足りない文字などのチェックをする。1曲だと足りない文字がいくつも出てくる。誰もが知っている歌が複数必要みたい。
カッコイイから好きとか、そんなんじゃないんだね。好きっていうのは……どんな仕草も愛おしく思えちゃうんだ……。そうか、憧れはかっこ悪いところ見るとがっかりするけど、好きはかっこ悪いところみても可愛く思えちゃうんだ……。いや、今のはかっこ悪いわけじゃないけど。
「ちっ、違うよ、全然迷惑じゃないけど、でも、休みがないと、好きな人に会いに行く時間もないんじゃないかって……」
「大丈夫。毎日のように会えてますから」
え?
いつの間に?
代筆屋の営業時間終わって、私がロゼッタマノワールの部屋に戻ってから会いに行ってる?
護衛任務は交代してるだろうから問題ないとはいえ……毎日会いに行くなんて、もう付き合ってるって言ってもいいくらいの仲だったりする?
考え事しながらぼーっとしながら歩いてたようだ。
「リリィー危ないっ!」
アルのたくましい腕が私の腰に回され引っ張られる。
目の前には階段。足を踏み出しそこなったのをアルが助けてくれたのだ。
「はぁー、よかった。リリィーが落ちなくて……」
アルが、そのままぎゅうっと私の体を抱きしめた。
心臓がドキンドキンって……。アルに抱きしめられてる。夢の中のように、アルの背に手を回そうとしてハッとする。
違う。これは、恋人同士の抱擁じゃない。迷子になってた子供を見つけた母親のそれと同じだ。
「ありがとう」
アルの体を両手で押して、離れる。
「アルとは初対面の時に階段から転げ落ちてきたものね。ふふっ。同じにならなくてよかった」
「あ、あれはもう忘れてくださいね、リリィー」
ドキドキを隠すように笑って、アルに背を向けて階段を下りる。アルの声が背中に降りかかる。
はー、ビックリした。割と普通にしていられると思ったけど、ふいうちはだめだ。ふいうちは。
その点、作業中は問題ない。午前中はいつも通り看板回収してからアルが奥で看板作業。
私は店番しながら、歌の歌詞をとりあえず1枚書くことにした。お手玉の歌だ。宝石じゃなくて野菜バージョン。
書いてみて、文字一覧表でチェックしながら足りない文字などのチェックをする。1曲だと足りない文字がいくつも出てくる。誰もが知っている歌が複数必要みたい。

