『えっ、いきなりですか?あの、やっぱりもう少しだけ時間を…』
『だーめ。雪菜ちゃんはすぐに引っ込み思案になるから直ぐに捕まえます!そうやって、いつか、いつかってしていたらそのいつかはやってこないよ。だから、今日から私の事は冨岡さんじゃなく、舞って呼んでね』
強引な提案だけど、いつまで苗字呼びじゃなんだか線引きをされているみたいでいやだ。
『えっと、それは、ちゃん付けでも良いですか?』
私のゴリ押しに、オドオドしながら上目遣いで見つめてくる雪菜ちゃん。できれば、呼び捨ての方が距離が縮まっている感じがして嬉しいけど、あまりにも強引に事を進めて、嫌われたらいやだから、
『じゃあ、ちゃん付けていいから今日からは下の名前で呼んでね』
そう言ってニコッと笑うと
『う、うん、ま、舞ちゃん』
雪菜ちゃんが頬を赤らめながら名前を呼んでくれた。
『なーに、雪菜ちゃん』
そうやって呼び返すと、雪菜ちゃんは更に顔を赤くする。それがなんだか可愛くて、私は雪菜ちゃんを背後から抱きしめて、雪菜ちゃん、雪菜ちゃんって呼び続けた。
周りは私達を不思議そうに見ていたけど、私はただ、ただ、雪菜ちゃんと少しでも距離が縮まり嬉しくて、また上昇していく雪菜ちゃんの体温に何故か胸がこそばゆくなった。
『だーめ。雪菜ちゃんはすぐに引っ込み思案になるから直ぐに捕まえます!そうやって、いつか、いつかってしていたらそのいつかはやってこないよ。だから、今日から私の事は冨岡さんじゃなく、舞って呼んでね』
強引な提案だけど、いつまで苗字呼びじゃなんだか線引きをされているみたいでいやだ。
『えっと、それは、ちゃん付けでも良いですか?』
私のゴリ押しに、オドオドしながら上目遣いで見つめてくる雪菜ちゃん。できれば、呼び捨ての方が距離が縮まっている感じがして嬉しいけど、あまりにも強引に事を進めて、嫌われたらいやだから、
『じゃあ、ちゃん付けていいから今日からは下の名前で呼んでね』
そう言ってニコッと笑うと
『う、うん、ま、舞ちゃん』
雪菜ちゃんが頬を赤らめながら名前を呼んでくれた。
『なーに、雪菜ちゃん』
そうやって呼び返すと、雪菜ちゃんは更に顔を赤くする。それがなんだか可愛くて、私は雪菜ちゃんを背後から抱きしめて、雪菜ちゃん、雪菜ちゃんって呼び続けた。
周りは私達を不思議そうに見ていたけど、私はただ、ただ、雪菜ちゃんと少しでも距離が縮まり嬉しくて、また上昇していく雪菜ちゃんの体温に何故か胸がこそばゆくなった。

