もしかしたらエディは、恋する健気な魔獣を殺したのではないか。

 そう思ったら、堪らなく怖くなった。

 肩を落とすエディの頭を、ロキースが慰めるように撫でる。

 優しい温もりが、今は罪悪感で苦しい。