「まゆ……み、じゃないよね。どうしたんだよ歩美」
飯田歩美。真弓とは、双子の妹だ。
真弓と歩美は一卵性の双子なもんで、付き合った当初なんて見分けがつかなくて、よく歩美に抱きついてしまったりしたな(そして毎回真弓にビンタをくらう)
一年からずっと歩美とは同じクラスで、僕が真弓と仲良くなったきっかけも歩美を通してだ。
「あの、その、あっあっあし……」
「足? 足がどうかしたのか?」
すると歩美は、くるりと背を向き、もじもじし始めた。
「明日……卒業式だね」
「そうだな。お前とは三年間同じクラスだったしな。ってかその格好、一瞬真弓かと思ったよ。歩美、普段もっとおとなしめだったからさあ」
「こういう格好の方が、上田くん……す……すきか……と」
「えっ? 何かいったか?」
「あっ、いや、何も……」
「あはは、変な奴。あっ、そうだそうだ。歩美も写真撮るか? 真弓達のクラスで今な、ザワさん達も来てて……」
「今日の夜7時に、桜山公園で待ってるから!」
「ぬえっ? おいちょっと歩美?」
それだけ言って、歩美は小リスのようにたたたっと階段を駆け下りていった。
飯田歩美。真弓とは、双子の妹だ。
真弓と歩美は一卵性の双子なもんで、付き合った当初なんて見分けがつかなくて、よく歩美に抱きついてしまったりしたな(そして毎回真弓にビンタをくらう)
一年からずっと歩美とは同じクラスで、僕が真弓と仲良くなったきっかけも歩美を通してだ。
「あの、その、あっあっあし……」
「足? 足がどうかしたのか?」
すると歩美は、くるりと背を向き、もじもじし始めた。
「明日……卒業式だね」
「そうだな。お前とは三年間同じクラスだったしな。ってかその格好、一瞬真弓かと思ったよ。歩美、普段もっとおとなしめだったからさあ」
「こういう格好の方が、上田くん……す……すきか……と」
「えっ? 何かいったか?」
「あっ、いや、何も……」
「あはは、変な奴。あっ、そうだそうだ。歩美も写真撮るか? 真弓達のクラスで今な、ザワさん達も来てて……」
「今日の夜7時に、桜山公園で待ってるから!」
「ぬえっ? おいちょっと歩美?」
それだけ言って、歩美は小リスのようにたたたっと階段を駆け下りていった。

