わたしとのことで、穂高と帝の仲を邪魔したくない。
「しょうがないな、いいよ、圭衣の言うことは聞いてあげる」
「うん、ありがと。エリと夕彩といつもの人達でいいわよね」
「その後は、家に誰もいないから2人っきりでお泊まりだね」
わざとわたしの耳元まで来て、ボソッと言う。
「……うん……」
帝が2人っきりを強調するから変に意識してしまう。
「よ、よし!さささ誘ってこないと!」
「そんなに焦らなくても」
わたしを見て楽しそうに笑っている。
「な、なに笑ってんのよ!帝も行くのよ!」
そう言ってから帝と手を繋ぎ、皆を誘いに行った。


