さすがは、穂高の1番の友達。なんて言ったって、2人は産まれてからずっと一緒に過ごしてきたからだ。
「さすが親友……」
自分でも気づかないうちに、声のトーンが下がっていた。
「なに?妬いてるんですか?」
ベランダの手すりにひじを置いて偉そうに聞いてくる。
「そ、そんなわけないじゃない……」
「あ、そうそう。明日穂高と一緒にご飯食べに行くんだよね。楽しみだな〜」
どうしてもわたしに嫉妬させたいのか、わざと意地悪なことを言ってくる。
「そ、それが……?」
本当は少し嫉妬していることは必死に隠している。つもりだ。
「そういえば。そのあと、俺んち泊まりに来るとか言ってた気がする」
「へ、へぇ〜?」


