微笑しながら帝に返事をする。
「そうだよね、ごめ……」
「でも。嬉しい、ありがと」
そう言って、帝の頬にキスをする。
「びっくりした……。それで?ほっぺだけ?口にはしてくれないの?」
コロッと表情を変えて、わたしに対して挑発してくる。
「うるさい」
けれど、結局しょうがないなどと言いながらも口にもキスをしてあげた。
「あ、そう言えば今日のドッジなんかでてたね」
「あー、うん。なんか穂高が飽きたーとか言って家に帰るからさ、人手不足で」
穂高は、そういう所がある。自分の思い通りにいかないとすぐ機嫌を悪くする。
「大変だったね」
「ま、それが穂高でしょ」


