お父さんがそう言い終わった途端、会場が大きい拍手に包まれた。
そしてステージからは、穂高達と夕彩が4人でいる所が見えた。
「良かったね。たくさんの人が喜んでくれたみたい」
ステージから降りて一段落した頃、帝がわたしに微笑みかけてくる。
「うん、嬉しい」
わたしも、いつもとは違う満面の笑みで返した。
その後、ステージから降りたわたし達の所に夕彩たち4人が来て、わたしたちの婚約をとても喜んでくれた。
「ねえ、圭衣。ちょっとベランダ行こうよ」
「ん?いいけど」
わたしたちは2人でパーティー会場から繋がるベランダに出た。
「んー!開放感〜!」
外に出た途端、わたしは腕を伸ばして精一杯伸びた。


