「そうだけど……」
「はいはい、次なんか言ったら口塞ぐよ?」
わたしの唇を軽くつまんでそういう。
「わかった?」
その言葉に、わたしは精一杯の頷きで返した。
「そういえば今日、あいつらも来るって言ってたんだけど、見た?」
わたしの唇から指を離してそう聞いてくる。
「んーん。見てない」
あいつらとは帝を含めたいつもの4人組で、その人たちが来るからと夕彩も招待してある。
「まあ、どこかにいるでしょ」
「そうね」
そうして、しばらく2人でパーティーを楽しんでいると、会場の電気が消えてステージだけが明るい状態になった。


