「オフショルダーのタイプとレースのタイプどちらに致しますか?」
朔羅がわたしにドレスを合わせながら、とても悩んでいる。
「朔羅はどっちがいいと思う?」
「オフショルダーがいいかと」
「じゃあ、それにする」
わたしが選んだのは、プリンセスラインという形で、オフショルダーのドレス。もちろん黒色の。
「では、お部屋にお持ち致します」
そう言って、朔羅が部屋にドレスを持っていく。
「階段、気をつけてね」
部屋と繋がっている螺旋階段は、とても急だから転ばないか心配だ。
「お気遣い、ありがとうございます」
朔羅が嬉しそうに微笑みながらわたしの方を向いてくる。


