その後も、チームのみんなに迷惑をかけまいと一生懸命頑張った。
そしてわたしは今、帝をお昼と同じ場所で待っている。
今日はお父さんの誕生日パーティが開かれるから、急遽帝も一緒に行くことになったのだ。
「ごめん、待った?」
ソファに座ってぼーっとしていると、息を切らした帝がやってきた。
「……待ってない」
少し待った事は、内緒だ。
「これは、待ってたな。ごめん」
「ま、待ってない!」
「何をムキになってんだか、じゃあ行くよ」
帝に半笑いされながら、帝の車でうちの屋敷に向かう。
わたしの車は4人くらいしか乗れないのだけれど、帝の車は8人くらい余裕で乗れる大きい車だった。
「お手をどうぞ。お嬢様」


