体育祭2日目が始まり、今は帝の応援に来ています。
「やっぱりかっこいいね、帝は」
穂高が急にわたしの横に現れてそういう。
「そうね」
「けど、いつも何考えてるか分からないけどね」
「……そうね」
わたしが1番言って欲しくない言葉を穂高に言われてしまった。
いつも、わたしのことを色んな意味できちんと想ってくれているのは伝わるけれど、それ以外は全くと言っていいほど分からないに近い。
「ピピ─────────」
そんなことを話していると、どうやら試合が終わってしまったらしい。
「わたし、帝のところ行ってくる」
そう言って立とうとした時。
「待って、どうやら先約がいるみたいですよ?」
穂高に手を引っ張られて、1度帝から目を離す。
改めて帝の方を見返すと一人の女の子が帝に飲み物やタオルを渡していた。



