「はぁ……。やっぱ我がスイートルームが1番……」



部屋に入り、大きい声でそういった。



「お嬢様、準備はしておきますのでお風呂に入ってきてはどうでしょう」



朔羅が言った通りに、わたしは、お風呂に入ることにした。



「じゃあ、そうする」



そしてドアの前の玄関らしき所でヒールを脱ぎ捨ててからすぐそこのL字ソファにドレスを置き、真っ裸で部屋についているお風呂に向かう。



「お風呂の準備しておいてくれたら、朔羅も戻っていいよ」



「かしこまりました。では、今日も一日お疲れ様でした」



これが朔羅とわたしのおやすみの挨拶。



「うん、また明日」



そうして、わたしはお風呂に入った。