後悔しないために

そんな感じで話をしているうちに、だんだん沙耶が可哀想になってきて、いつものように話してしまいそうになったときだった。

「おう、春!」
「やっほぉ、春くん、沙耶!」

後ろからマツと美沙が現れた。

ナイスタイミング!
心の中で叫んで、マツに耳元で「ありがとう、助かった!」とだけ言ったが、マツは沙耶のことだてすぐわかったようだった。

そして、マツは美沙に耳打ちして、沙耶と美沙を先に行かせ、隣を歩いてくれた。