後悔しないために

小学生のころの話の途中から、理菜はずっと泣いていた。

人はそれぞれ心に闇を持ってる。

それに大小はなく、しかし、確実にその人の人生に影響を与えるもの。

そして、それを治療できるのは、闇を作った原因か、他人の闇に触れて、悲しみを感じ、分け合える、本当に優しい人だけだ。

理菜は俺にとって、無ければならない薬だった。