後悔しないために

「あの日の、球技大会の日のこと聞いてもいぃ?」

いつか話さなきゃ、ずっと心配させてしまう。そう思っていた。

本当は親父以外にこの話を暗く話したくはない。

自分が可哀想に思ってしまうし、悲劇の主人公になっていると思われたくないから。

けど、理菜には話すことにした。

あの時感じていた気持ちを素直に。