泣き顔フライデーナイト



顔が、あっつい。



「や、でも、もう……」

「限界?」



コクコク、頷く。

こんなに距離を詰められて、キスばかりされて。

余裕な訳、ないじゃない。

もういっぱいいっぱいなんだよ。




「俺はまだくっついてたいんだけど」

「あっ、ちょ、近づいてくるなっ」




意地の悪い笑顔。

ほんと、ムカつくっ。




「っ、んぅ……」




こんな奴に、惹かれるなんて。


さっきとは違う深いキスに、チカチカと目が眩む。

ぐっと腰を引き寄せられたら、もう逃げられない。



熱い、苦しい、恥ずかしい、嬉しい。


頭の中色んなものが混ざって、もう訳わかんない。




「っは、かつらぎ、」