顔が、あっつい。
「や、でも、もう……」
「限界?」
コクコク、頷く。
こんなに距離を詰められて、キスばかりされて。
余裕な訳、ないじゃない。
もういっぱいいっぱいなんだよ。
「俺はまだくっついてたいんだけど」
「あっ、ちょ、近づいてくるなっ」
意地の悪い笑顔。
ほんと、ムカつくっ。
「っ、んぅ……」
こんな奴に、惹かれるなんて。
さっきとは違う深いキスに、チカチカと目が眩む。
ぐっと腰を引き寄せられたら、もう逃げられない。
熱い、苦しい、恥ずかしい、嬉しい。
頭の中色んなものが混ざって、もう訳わかんない。
「っは、かつらぎ、」

